そろそろ小さな希望のシンフォニーも終盤。
このサイトが独断で選んだランキングです。
まずは選ぶのが簡単なパワーカードランキング。
審査基準
パワーカードで賞 ランキング
10位 「ムーンフェイス」
- 「ライバルズのメタカードは弱めだし、今回は強めにしておこう」という意思が感じ取れる1枚
- メタ能力を持ちながらも 4/5/4 のスタッツを持つ
- 今までのライバルズならば 4/4/4 でこういった能力を持ち、結局使われないというパターンが多かったのでは無いか
- 実際には「ロトの血を引く者」とかが相手だとレベル3からレベル2に下げる効果はあまり強力じゃなかったりもする
- しかしそれ以外のヒーローカードには大抵めちゃくちゃ刺さる
- 4コストは重めだが、ヒーローレベルを下げたいのもそれくらいの時期という事を考えればバランスの取れたカードと言える
- 強いカードだが、誰もが入れてる訳ではないという絶妙なバランス
- パワーカードランキングに入れようか相当迷った1枚だが、選出されたカードが9枚だったから「どうせならベスト10にするか」という目的のため無理やり選出された1枚
- ライバルズでは今後もヒーローカードが使われそうだが、それらをメタれる現状唯一のカードというのは非常に価値が高い
- 強い能力を持ちながらも、体育座りの謙虚なポーズをとっているのもポイントが高い
- 2/4/4 のトチ狂ったようなスタッツを持つ「プチヒーロー」と迷ったが、「プチヒーロー」はコンボ前提なので迷った末に「ムーンフェイス」を採用
9位 「プチマージ」
- ほぼ「モーモン」相当(ヒーローカード出すだけで1/2/2)のスタッツ
- それでいて条件を満たせばランダムな特技を1枚ゲット。うまくいけば 1/2/3 にもなる
- 先行1T目ならば何も考えずに出せるパワーカード
- 死亡時効果が強力なので早めに2ダメージを与えて処理したいが、1コストカードで2ダメージを受け止められたならばそれだけで充分に仕事をしたと言えるだろう
- ランダムな特技1枚というワクワク要素
- ランクマッチで何度も戦うに辺り、こういった毎回のワクワク感は実に大事だ
- また、こういったランダム要素は相手に対策を立てにくくもできる
- 「メラゾーマ」や「魔導召喚」をとって来た場合の功績は、大魔王バーン様も決して忘れないはず
- もちろん「フローズンリンク」などまるで使えないカードを取ってくる可能性もある
- そんな時は「あばれザル」のように怒り狂いたくなるが、そんな時は「プチマージ」のイラストを見てみると悪気がなかった事が分かり許してしまう
- そもそも1コストのカードなので、ほぼ損にならない性能
8位 「とげぼうず」
7位 「魔導召喚」
- 「ヒーローレベル参照」というコンボ要素が必要
- しかし決まれば 5/5/4 を同時に3体という悪夢のような盤面を作り出すカード
- 5/5/4 が2体でる動きでも充分に強い
- このカードパワーの高さだけで「ソロゼシカ(ライン工ゼシカ)」なるデッキが生まれるほど
- ミッドレンジゼシカでも使われるが、やはり強い
- とはいえ「バーン系の特技を採用する代わりに採用するほどか?」と問われると素直に首肯しかねる1枚ではある
- また、盤面で戦えるゼシカという新しいゼシカを作り出した偉大な1枚でもある。ソロゼシカも全く新しいタイプのデッキだし
- 上記の点から選考で悩ましい1枚だったが、条件さえ整えば合計スタッツ 15/12 という「ダークドレアム」でさえも転げ落ちるほどの数値からパワーカードと判定
- 「ムーンフェイス」などヒーローレベルを下げるカードでメタれるし、「まわしげり」などでもメタれる。後者においては最近ライバルズで失われている配置要素と言えなくもない
- 強力なカードだが対策もそれなりにあるという、実はなかなか良いカードデザインなのではないか
- しかし対策なしだともう煽られて負けるしかない、という点はやはりパワーカードなのか 議論になる1枚
6位 「あばれザル」
- あまりランクマッチで見ない(アリーナ自体をあまり見ないせい)ので意外かもしれないが、パワーカード判定となった1枚
- アリーナで使用してみれば分かるが、「入れ得」としか思えないような性能である
- 2/3/2 で充分な盤面干渉能力を持ちつつ1枚ドロー
- 現状では「ブチュチュンパ」などの絶好調メタを全く見ない事もあり、ほぼ1ドローが確定している
- その強さは地味ながらも、大猿化したサイヤ人かと思えるほど優秀
- 「派手さはないが確実に役立つ」というのが強いカードの条件ではないだろうか
- もちろんドローに即効性がないことなど、「わらいぶくろ」と比べても完全上位互換とは言えないが、それでも役に立つ1枚
- 何よりイラストの「さぁこれからお前をパンチするぞ」というプレッシャーが凄い
5位 「ブラバニクイーン」
4位 「プチターク」
- 地味な強さがとても大事
- 1/2/1 でありながら死亡時全体1点ダメージで、序盤が弱めなピサロにプチボードクリアをしてくれる
- また、召喚時に攻撃力8のカードを取れる
- 最近のライバルズは1コスト1ドローのカードが増えて来たが、とんでもなく強い効果
- MPブーストしたりする関係上、強力なカードを取れるかどうかが死活問題なピサロに非常にありがたい1枚
- 「闇への供物」要因としても1コストユニットなのが非常にありがたい
- 今は「ヘルバオム」を呼ぶのが主流だが、今後も攻撃力8のカードが追加されるたびにこのカードの選択肢が増えるというワクワク感がある
- 「プチターク」を出すと、小型ながらもエスタークのテーマが流れるのはとても面白い演出
- 「エスターク」の立場が無いほど強い1枚。「グゴゴゴゴゴ……」
3位 「レックス」
- ハンドロスという点に目をつむれば、0コストなのでMP面でのロスが何もないという点が非常に強力
- 0コストで2点ダメージがほぼ確定という時点でアグロで使えば相当強い
- ハンド切れは深刻だが、レベル3まで行けばハンドの無さを誤魔化せる
- 何よりもシンクロカード各種をとんでもないスピードで上げる事ができる
- 「プチヒーロー」を 3T目に 2/4/4 でプレイできることもあるなど、対戦してて発狂せざるを得ない状況を作り出せる事も多々ある
- 1T目から「レックス」に「悪い奴をやっつけてやる!」と2ダメージを受ける事の精神的ダメージは半端ない
- この光景に慣れてくると、登場時のバク転から登場する「レックス」の可愛い姿さえも巧妙な煽りに見えてきてしまう
- 「レックストルネコ」の一強時代という悪夢の時代を作り出した根源たる1枚
- とはいえ、「武器シナジー」中心のヒーローカードという新たな境地を生み出したのは偉大
- あまり使われていないがレックスククール、レックスアリーナ、他にも「レックス**」などデッキタイプの多様性を広げてくれたのは偉大
2位 「ミラクルソード」
1位 「プオーン」
- イラストがとても可愛らしいが、効果は極悪
- 2/3/2の標準スタッツを持ちつつ、デッキの中から確定サーチができる
- 「入れ得」じゃないかと思わせるカード
- 今後、武闘家のデッキでこのカードを入れない理由がないんじゃないかと思うくらい強いカード
- 特にアリーナは「ラーミア」や「閃光烈火拳」などコンボ重視のリーダーなので、確定サーチをできるのは強み
- 床アリーナも「マイユ」サーチをできる手段が増えただけで安定感がだいぶ増したのではないか
- このカードの強力なところは、既に欲しいカードが手札に来てしまった場合も他のカードを取ってこれること(しかもコストから次にとってくるカードも予想できる)
- まさにどんな状況でも役立つ1枚
- 「2T目に最速で出した場合、高コストカードがハンドに来ても(MPが足りなくて使えないので)活躍しにくい」という見方もあるかもしれないが、標準スタッツだからねぇ。まず出して損のないカード
- プレミアム版だとイラストに躍動感が出て更に可愛くなる
- いつか「ブオーン」が実装された時はアリーナの高コストカードとしてデザインされるのでは無いかと予想される
- 「プオーン」でブオーンを呼ぶという夢の共演ができるかもしれない
- 既に「プチターク」で「エスターク」を呼ぶ計画は失敗しているのでこの計画は成功させたいところ
総括
- こうしてみると低コストカードが多かった印象
- (小さな希望のシンフォニー自体がちびっ子をコンセプトにしているので低コスト多めだったが)
- 低コストカードはMP事故に繋がりにくいので「何も考えずに入れられる」のだから妥当と言えば妥当かもしれない
- 勇気の英雄譚に比べるとインフレ度合いは少なかったと思う
- 勇気の英雄譚は「シーゴーレム」や「とげこんぼう」など、ヒーロー関連のカードが凄まじかった。今現在も凄まじい