ついに「レックストルネコ」1強時代に終止符が打たれようとしています。
3/14 (木)のメンテナンスにより、
6枚のカードが調整される事が決定しました。
カードバランス調整内容
「閃光烈火拳」
修正内容 | コスト 5 → 7 |
- 今の環境にアリーナは少ない、という反対意見もあるかと思います
- しかし「タバサOTKアリーナ」など、「閃光烈火拳」のOTKデッキは非常に強力だと思います
- 現状は「レックストルネコ」というスーパーアグロの存在により世に出ていないだけで、盤面で戦わずに勝利できるこのカードも修正が必要だとは思いました
- 「プオーン」による確定サーチにより、コンボ難易度が楽になり「閃光烈火拳ロトアリーナ」でもOTKを決めやすくなったなど問題を持っていたので、事前調整は仕方ないかなと思います
- この手のコンボカードは、やってる側は楽しくて仕方ないのですがやられてる側はどうしようもなくてヘイトが高いという問題があります
- 筆者個人はこの手のカードは大好きなんですが、「難易度が低いOTKだと互いに納得いかない」と思っていたのでコンボ難易度を高くするのは良いかと思います
- 「閃光烈火拳」が7コストになった事で、特に「無念無想」で組み合わせて使う型が難しくなったなと思います
- コンボ難易度はとても高くなりましたが、それでも爆発力を秘めたカードなので今後も使われると予想します
- 「閃光烈火拳」はアリーナの代名詞とも言える技なので(元は「ダイの大冒険」の技ですが)、存在自体がなくならないような調整であることを祈ります
「グレイナル」
修正内容 | コスト 6 → 7 |
- 妥当
- 今までが強すぎたカードなので、弱体化に不満を持つ方は少ないのではないでしょうか?
- よほどコンセプト要素の強いククールでもない限り、ククールのどのデッキにも入っていたパワーカードです
- とはいえ演出のド派手さなど、間違いなくライバルズの花形カードの一つだと思います。存在自体が消えるようなナーフじゃなくて良かったです
- 7コストでも充分な強さを持っているので今後も使われると予想します
- 7コストになることで「ベリアル」や「魔道士ウルノーガ」様と同じコストになりましたね
- 6T目「グレイナル」 7T目「ベリアル」という強力な動きができなくなりました
- また、10T目に「グレイナル」+「竜戦士の装具」という強力な動きをできなくなったのは地味に影響が大きいと思います
- 今の「レックストルネコ」ともある程度戦えるククール(それでいてコントロールデッキとも普通に戦える)
- 流石に「レックストルネコ」をいじっただけではククール1強環境などになってしまうリスクもあるので、この調整も致し方ないかと思います
「ほのおのせんし」
修正内容 | HP 4 → 2 |
- 恐らく今回の調整で最も意外だったカード
- 今の環境であまり姿を見ないアリーナ。「閃光烈火拳」型は強すぎると色々と問題がありますが、それとはあまり関係のない「ほのおのせんし」
- 通称「小さなハッサン」とも呼ばれたこの戦士が、「小さすぎるハッサン」になろうとしています
- 小さな希望のシンフォニーではアリーナは「スマイルロック」「あばれザル」「プオーン」など使いやすいカードが大量に追加されました
- なのでアリーナの時代が来る! と思っていたら蓋を開けてみればトルネコの時代でした
- 今回のアリーナの新カードはカードパワー自体は高いものが多く、ポテンシャルが非常に高いリーダーではありました
- 「レックストルネコ」の弱体化によりアリーナのデッキが台頭して来る事は予想されていましたが、「ほのおのせんし」もナーフしなければまずいほどのようです
- 実際「ほのおのせんし」は非常に強力なカードではあったと思います
- 1番の売りである「前列4点ダメージ」が健在なので、採用率は今後もあるかと思います
- 青いピカチュウこと「プラズママウス」が前回まさかのバフをされたので、その分「ほのおのせんし」は弱体化しても仕方ないかなと納得してます
- 謎ナーフではありましたが、「まあ言われてみればそうかな」と思えなくもない絶妙なラインだと思います
- HP4 → 2 になる事は「ロトの血を引く者」や、ゼシカやテリーのテンションスキル、さらに「ブラッドレディ」などで倒されてしまうのでかなり脆くなりました
- まぁ今までが強すぎたといえば、本当にその通りなのですが
- スーパーレアカードなので補填が少し嬉しいところ
「かれくさネズミ」
修正内容 | コスト 1 → 2 |
- 妥当オブ妥当
- 一度 2/2/1 からバフれされて 1/2/1 になりましたが、改めて 2/2/1 に出戻り
- まさに「タロットフォーチュン」のような出戻り現象、第二弾です
- これにより「かれくさネズミ」を同時に使うには4コスト必要となり、後述する悪夢が無くなります
- 「1T目に武器を装備して、2T目にネズミ2体を出して武器攻撃してメタルスライム2体召喚 → 相手は投了する」
- コストが2になった事で、同時に出すには4コスト必要となり非現実的なコンボとなりました
- また、今まではコスト1で強力すぎたため「出し得」としか言いようがなかったカードです
- 2コストになった事で「標準スタッツ以下」、つまりテンポロスのカードとなりました
- ヒーロースキルと一緒に使う事である程度強くなるカード、という従来の位置付けに戻りました
- 「レックス」とのコンボは決まれば強力ですが、それに関しては後述
- 相当ヘイトを買っていたカードだと思うので、3コストにならなかったのは少し意外ではありました
- しかし3コストでは誰も使わない、2コストならば一定数が採用するというちょうど良いバランスになったのではないかと思います
「ゆうれい」
修正内容 | コスト 3 → 5 |
- 妥当クエスト ライバルズ
- コストが2増えるというのは、世界が変わるほどの変化があります
- 5/3/3 ステルスという点では「ゲマ」と一緒になりましたね
- 「貫通+2回攻撃+ステルス」という無限のロマンはそのままに、コストが高くなった事で使用難易度は増えました
- 高コストステルスのカードは、それだけである程度のリスクにもなるので互いに納得感のあるカードになったのではないでしょうか?
- もちろんトルネコだとHPなどをバフできるので、依然として強い動きはできるとは思います
- 完全に使えなくなったかと言われると、そうでもないカードだと思います
- 爆発力が高いためリーサル手段としてまだまだ使い道はあるかと思います
- ただ、現状だと「3~4T目に出して、対応されなかったらほぼ勝てる」という感じだったのでだいぶ健全なカードになったかと思います
- コストが上がると召喚時のバフも難しくなりますし、何よりもシンクロの成長速度が緩和された(後述)ので無難なバランスに落ち着くのではないでしょうか
「おどる宝石のそろばん」
修正内容 | コスト 1 → 2 |
- 妥当スパーク
- これでトルネコは1コスト武器がなくなったため、1T目に「レックス」のレベルを上げる事が出来なくなりました
- また、2T目に「かれくさネズミ」+武器攻撃という流れも出来なくなります
- これにより「1~2T目に対応できずにそのまま負ける」という理不尽な現象は起きなくなります
- 現状では「勇者ソロ」を使ってる時点でトルネコには勝てない(仲間と出会ってる暇がない)と言われるほどの高スピード環境でしたが、その心配は無くなりそうです
- 「2/1/3 で、破壊時に道具カードを1枚手に入れる」
- 武器性能としては充分ではないでしょうか
- 他の「まほうのそろばん」「商人のそろばん」と色々と悩む良いバランスだと思います
- 武器を破壊されなければこの武器だけで「レックス」をレベルMAXにできるので、採用価値は充分あると思います
- 「一つの武器だけで英雄をレベルマックスにできていいのか?」とは思いますが、そこを変えてしまうのは変化が大きすぎたのかもしれませんね
- 今までは1コストの武器を2コストの「マタンゴ」で壊そうと必死で、どうしてもジリ貧でした
- 「レックストルネコ」の弱体化に間違いなく直結するカードバランス調整だと思います
レックストルネコのデッキについて
- まず武器の最低コストが2になったため、1ターン目から「レックス」のレベルを上げるという変態的な動きは不可能になりました
- これに伴い、2T目に「かれくさネズミ」&武器攻撃という変態ムーブも無くなりました
- 2T目「ケダモン」の動きは健在。恐らくこれが「レックストルネコ」の最強の2T目の動きとなるでしょうか
- 上記の点から、3T目「ゆうれい」ステルス持ちという動きは非常に厳しいと思います
- 上振れすれば 5T目の「ゆうれい」 5/3/3 ステルスは可能だと思います
- ↑ただ、5T目にコスト使い切りという時点で今までのような変態ムーブが一緒にできないので妥当な強さではないでしょうか?
- 2T目から武器攻撃をし続ければ、4T目にはシンクロレベルが3になる可能性はあります
- そこからの「プチヒーロー」や「ブラバニクイーン」は非常に強力な動きとなってます
- 大幅な弱体化を受けたとは言え、それでもまだまだ「レックストルネコ」はポテンシャルを残していそうですね
- ただアグロデッキの性質上「上振れした時は強くてどうしようもない」というのは多少仕方ないとは思います
- アグロデッキが完全に死滅する環境になると、コントロールデッキがやりたい放題になってしまい、それはそれで危険な環境となるでしょう
- 序盤の理不尽ムーブがなくなった事で、互いに納得感のある試合展開になればなと思います
その他、思う事
今後のナーフ方針について
これまでは バランス調整の発表と実施は 内容が定まった時点で行ってきましたが 実施時期が不明なことによって かえってプレイヤーの皆様の混乱や不安を 招く状況にもなっていると考えております。 よって 今後は運営チーム内で設定している バランス調整を告知する候補日を あらかじめ発表して進める方針に変更いたします。
これは良い施策だと思います。
今回のカードバランス調整も、
もし今日に発表がなかったら暴動が起きてもおかしくないくらい、
ユーザーの不安は高まっていたと思います。
先のスケジュールが見えている方が、
ユーザーにも運営にもメリットがあって良いなと思います。
次回の調整日
> 次回の調整候補日は
> 勇者杯二次予選終了後の
> 4月4週目予定
結構長いですね。
仮に今度のカードバランス調整で地獄のような何かが潜んでいたとしても、
4月の4週目までは変化なし。
そう考えるとなかなか怖いですね。
カードバランスの調整必要なし、
と判断されれば何もないそうです。
それはそれで何か寂しいので、
古いカードをバフするなりして何らかの盛り上がりが欲しい気もします。
カードゲームではどんなに素敵な環境でも1ヶ月ほど続けば多少のマンネリや飽きが生まれてしまうので、
環境に何らかの刺激が欲しいなと個人的には思います。
もちろん余計なバフをしたせいで環境が壊れては元も子もないのですが。
新環境への期待
- 管理人が推している「リゼロッタ&ルコリア」が使われる日は果たして来るのでしょうか
- 管理人が小さな希望のシンフォニーで一発目に当てたレジェンド「ワルぼう」を使うデッキは来るのでしょうか
- 誰もデッキを思いつかないならば自分が思いつくしかない
- しかし良いデッキが思いつかないまま、今に至るのです