バランス調整後の環境、いかがお過ごしでしょうか?
「魔境」と呼ばれている現在のカオス環境についての考察記事です。
tier ランキング
tier1 | 「レックステリー」「アグロアリーナ(英雄なし)」、「アンルシアアリーナ」、アンルシアトルネコ |
tier 1.5 | アンルシアククール(二フラムククールとも呼ぶ) 「エイトピサロ」、アンルシアゼシカ |
tier 2 | アンルシアミネア、ドラゴンミネア、魔王テリー、魔王ピサロ、「ミルテリー(アンルシアソロテリーとも言う)」、ロト床アリーナ、タバサピサロ(ドレアム何回も使うマン) |
tier3 | 「ドルマゲスラーミアゼシカ」、「じゃんけんミネア」 |
現環境の問題点
- アグロアリーナからの「アカリリス」が強すぎてヘイトを買っている
- ↑「古武道のツメ」がナーフ後も全然強いのも一因
- 「勇者姫アンルシア」による冒険者デッキが台頭。しかしどれも一試合が物凄く長い
- tier1の半分はアグロデッキとはいえ、魔王デッキもあまり見かけないし充分に「アンルシア環境」と呼べる状況
- 先行有利のマッチアップが多い
- 「勇者姫アンルシア」のデッキがやっている事がどれも似ている
- ↑主に「ホワイトビート」からの展開+「勇者の盾」など
- 魔王デッキをあまり見かけず、今回のコンセプトである「冒険者VS魔王」の構図が薄れている
- どちらかといえば「冒険者VSリス」
- 次のカードバランス調整は7月末(遅すぎではないか説)
デッキ解説
リスで埋め尽くす 「アグロアリーナ」
- 英雄なしの超高速アグロデッキ
- 1T目から猛攻を仕掛け、「アカリリス」などの大量展開から「ファイトいっぱつ」で凄まじいリーサル力を持つ
- 決められなかったら大量ドローからの「ダークドレアム」など、長期戦にも対応できる
- 「アカリリス」は次回のナーフ筆頭候補生
「アグロデッキなのに、全く手札が尽きない……」 | |
「圧倒的ドローのおかげでコンボが成立しやすい。そして英雄なしなので無課金にも優しい」 | |
「さそりばち型でさえ強かったのに、アカリリス型という最終形態が生まれてしまったよ」 | |
「せんせー。アグロアリーナは何が弱点なんですか?」 | |
「そうだね。リスを使うと世間の目が少し冷たいって事が弱点かな」 | |
「つまり、弱点はないのですね」 |
- 現環境で支配的なのがアグロアリーナ
- 遅いデッキ相手には問答無用で勝負を決められるため、遅いデッキがプレイしにくい一因となっています
- また、アグロデッキにありがちな「序盤さえ耐えれば息切れする」が通用しないため、アグロ〜コントロールまで幅広く対応できるのが強みです
- tier1デッキは複数あれど、このデッキを中心に環境が回っていると言っても過言ではないと思います
ライデイーン!の「レックステリー」
- 「アグロアリーナ」同様、1T目から攻めを展開できるアグロデッキ
- 「アグロアリーナ」と違い序盤速攻に全振りしているため長期戦は苦手な方
- とはいえナーフの影響により「いなずまのけん」を握るようになったりと、やや後半型にもなったのは確か
- 「おおありくい」は忘れ去られ、カメレオンマンが採用される型が多い
- 最近配布された伝説版の「少年テリー」を使いやすいという利点がある
「カードバランス調整されても、全然強いレッテリ」 | |
「アグロデッキにはね、代わりはいくらでもいるんだよ。 ただ1T目「おおありくい」という胃痛がなくなったのは嬉しい限り」 |
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「残る胃痛は最速少年テリーの少年犯罪くらいだね」 | |
「最近のライバルズはね、2T目の犯罪ムーブに怯える日々だよ。 アンルシア系の2T目サンディとか」 |
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「1T目とげぼうずも中々心臓に悪いと思います」 |
ここでもウサギ アンルシアトルネコ
- 上記の超速攻デッキに真正面からギリギリ立ち向かえる「勇者姫アンルシア」デッキ
- 「ルイーダ」「キーファ」などの優秀な低コスト冒険者のおかげで早めに「勇者姫アンルシア」を起動しやすいのが利点
- あとは優秀すぎるシンクロユニット「ブラバニクイーン」と「レジェンドホーン」の双璧がなんとかしてくれます
- 試合が長引けば無盤面から「プチヒーロー」「ケダモン」などが「たたかいのドラム」と共に現れる変態コンボもあります
- 「痛みわけの杖」の盤面クリアなど対策カードも優秀
- 「ネネ」など長期戦にも強いカード多し
「ブラバニクイーン……ライバルズのウサギって強すぎないか?」 | |
「4/5/2貫通速攻のウサギ。8/7/5速攻のレジェンドライオン」 | |
「少し前の時代ではネズミもやばかったな」 |
アンルシアククール(二フラムククール)
- 「ブラックマンティス」「ウイングタイガー」による「ニフラム」コンボが強烈なククール
- 特に「アグロアリーナ」に非常に刺さるカードと言えるのではないでしょうか。二フラム
- 「フローラ」を強く使えるので「フローラ」派に優しいデッキ
- アグロ対策カードも多いのでアグロに強い怒りを覚えるマン御用達のデッキ
- 長引いたなら「グレイナル」連発してればなんとかなる。でも「エイピ」は無理
- 低コスト冒険者が少ない(2コスト冒険者がいない)ので「勇者姫アンルシア」軌道が若干遅い&不安定なのが悩みどころ
「ついに一軍入りしたニフラム」 | |
「消滅という新要素が使われてる事は評価してほしいね。 カード使用時のセリフ きえてくれっ! がとてもスッキリするんだ」 |
「エイトピサロ」
- 登場初期からずっと tier ランク上位にいる「エイトピサロ」
- 圧倒的な展開力&後半は最強とも言えるパワー
- これだけ聞くと無敵に感じるデッキですが、「レックステリー」と「アグロアリーナ」の猛攻がきつい
- 超アグロが tier1にいる為 tier1.5 に居ますが、このデッキもそろそろ調整が必要だと管理人は強く思っている
- 「ドン・モグーラ」という勝ち筋。コントロールに寄せるなら「エビルプリースト」も採用し驚異の力を見せてきます
- 今の環境では超アグロが台頭している為「デスタムーア」が非採用になってるのも追い風
「このデッキ相手にラグアス王子を使ってみると分かるが、全てのカードが強くてどれもデッキの一番上に置きたくないんだ」 | |
「あらゆるカードがテンションに繋がり、後半になるとカードバリューが上がるという無駄のない構成」 |
アンルシアゼシカ
- アンルシア軸のゼシカ
- 「魔導召喚」は返せなければ相手は死ぬ
- テンションスキル及びそれに関係するコンボ(要は「ビアンカ」)のダメージが非常に高い
- 不意をつく突然のリーサルは流石の一言
- 最近は「メラ」が採用され色々な場面での活躍を見せている
- 管理人にはうまく扱えないとても難しいデッキ。相手にするととても強い
- 「妖精ベラ」が「たいへん! たいへん!」と5T目くらいに現れた時は6T目「魔導召喚」が見えてとても辛い
- 魔王デッキが現状では見かけない為、「れんごくちょう」を恐れないで良いのが追い風
- 上振れすれば非常に強いデッキ。バーン系特技が序盤来すぎるときついなど、若干不安定なのが課題でしょうか
- アンルシアゼシカに関しては語れるほどプレイしてないので分からないのが本音です
アンルシアミネア
環境全体について
- 「勇者姫アンルシア」軸のデッキはどれも強力
- ↑のデッキが遅延能力が非常に高い為、一試合がとんでもない長さになってます(主に勇者の盾のせい)
- とはいえ最近のライバルズはコンセプトデッキが強いので、「ネクロマンサー」のようなシナジーのないカードは採用されにくくなっています
- アグロ系デッキならば比較的入りやすい「ネクロマンサー」ですが、アグロアリーナはリスに全振りという現状
- 強いデッキはいくらでもあるのですが、アグロアリーナのリスに対応する為ある程度デッキが絞られてしまっているかと思います
- リスナーフは管理人の脳内では確定した未来となっているのですが、そうなった時に次に台頭するデッキが読めないですね
- 前述したように強いデッキがありすぎるのです
- あらゆるデッキが強ければ平らなバランスと言えるのかもしれませんが、犯罪ムーブ合戦は恐らく精神衛生上良くない
今後の問題
- このような魔境の中、勇者杯2次予選BO3が始まります
- 1試合が長い事が課題になっている状況でのBO3
- やって見なければまだ分からないですが、「試合の長さ」という問題と向き合う時が来るのではないでしょうか
- ↑主に英雄スキルなどの「無限のリソース」とも言えるカードが増えた事が一因
- とはいえ、2次予選は一部のユーザーにとってのイベントでしかないので、全ユーザー用のイベントも何か欲しいところですね
- そろそろ環境が固まると共に環境への”飽き”も始まる頃なので、ここが運営様の腕の見せ所だと思います
総括
- 現環境の考察記事は如何でしたでしょうか?
- 前回のカードバランス調整はヘイトが高いカードが軒並み調整され、「素晴らしい調整」と絶賛されていた事かと思われます
- 一つの問題が解決すれば新たな問題(主にリス)が発生する
- カードゲームとはバランスが非常に難しいものですね
- とはいえ、「アカリリス」は登場初期からあらゆるヘイトを買ってた闇のカードだったので、そこをいじればだいぶ健全な環境になるとも言えるのではないでしょうか
- 「アカリリス」を7月末まで放置するか、何かしらの対応をするかも気になるところです
- 「アカリリス」をいじっても第二第三の「アカリリス」が生まれるのでは?という懸念がありますが
- これだけ聞くとやはり「アカリリス」=魔王