強すぎるのではないか、と大論争を巻き起こしたカード。
アプデによりBGMがカジノBGMになった。
ライバルズでカジノ気分を味わえる貴重なレジェンド。
カード情報1
フレーバーテキスト(ノーマル) | |
フレーバーテキスト(プレミアム) | |
カード元ネタ情報 | 【エッグラ&チキーラ】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki* |
cv | なし |
カード情報2
- DQ4リメイク版の裏ボス
- 裏ボスなのにギャグ枠だったり、BGMがカジノだったりと非常に印象に残るボス
- 卵と鶏のどちらがえらいかを延々と議論しているユニットたち
- ライバルズでは「卵」or「鶏」の心理戦を仕掛けられるカードとなった
- 公式が「とても面白い能力のカードですよ」と推したカードでもある
カード評価
- 4/4/5 の優秀なスタッツ
- ↑スタッツは「りゅうき兵」相当
- ↑ちなみに同スタッツの「デスセイレス」は決して弱くない能力を持ちつつも採用率は低かった
- ↑これが時代という奴か……
- 召喚時に2択を選べる
- ↑次のターン、対戦相手も2択を選び、それに応じて効果が発動する(もしくは不発になる)
- 効果はタマゴ「全ての敵に3ダメージ」or ニワトリ「敵リーダーに3点ダメージを与え、2ドロー」
- タマゴは「イオナズン(7コスト)」+リーダー3点ダメージという破格の性能
- ニワトリもリーダー3点+「2枚ドロー(3コスト相当)」という強力な性能
- しかし下振れ(相手に選択肢を当てられる)とバニラ 4/4/5 となる
- ↑スタッツが良いのでテンポロスにはならないが、盤面干渉力は低い
意外と使いにくい点
- 「敵全体3点ダメージ」or「敵リーダー3点ダメージ&2ドロー」はあくまでも次の相手ターンに発動する能力
- タマゴの場合、敵全体3点ダメージが発生するのは次の相手ターン開始時なので、3点ダメージでブロックを倒してリーダーに攻撃……というような事はできない
- ニワトリの場合、「わらいぶくろ」のような即時ドローではなく、ドローができるのは相手ターン開始時
- 明らかに望ましい方の効果は基本的に発動しない
- ↑選択権は相手にあるため(後述)、どちらかが心理戦で上振れを狙おうなど思わない限り状況にマッチしない方の効果が発動して終わる
- 間違いなくカードパワーはあるが、下振れ(バニラ 4/4/5 がある)
- タマゴとニワトリの価値が拮抗するような絶妙な盤面で出すと、心理戦で勝利しやすい
選択権は対戦相手にある
- 「不公平な2択」を迫れるカードだが、選択権は対戦相手にある
- 「敵全体3点ダメージ」or「敵リーダーに3点&2ドロー」で絶対に選ばれたくない効果がある場合、そちらを選べば確実にその効果は発動しない
- ↑例えばタマゴの能力が発動して欲しくない場合、こちらはタマゴを選んでおけば「相手がタマゴを選んだならば正解なので能力不発」or「相手がニワトリを選んだので、ニワトリが発動」になる
- 例えばこちらがHP3以下のユニットを大量に並べて居た場合など、ニワトリを選んでおけば盤面を守ることはできる
- ↑変に「心理戦で裏をかいて上振れを狙う」などを両者が狙わなければ、状況にマッチしない方の効果が発動して終わる
- ↑逆にどちらかが「心理戦で裏をかいて上振れを狙う」を実行した場合、「能力不発」or「状況で発動したらまずい方の能力が発動」が起きる
- タマゴとニワトリのどちらが価値があるかによって駆け引き内容が変わる
対戦相手の盤面が空の場合(ニワトリが価値のある場合)
- タマゴ「敵リーダーに3点ダメージ」orニワトリ「敵リーダーに3点&2ドロー」
- 対戦相手からすればニワトリを選んでおけば安パイ
- 4/4/5 + 3点ダメージは「バアルゼブブ」上位のようなカードバリューになるが、ピサロにフェイスを詰められる事はそこまで痛いことではない
- ↑「アグロピサロ」ならばフェイスを詰める事に大きな意味ができる
- 心理戦で出し抜こうと対戦相手がタマゴを選んだ場合、対戦相手からすれば成功すれば 4/4/5 バニラ、失敗すれば 4/4/5 で3点ダメージ+2ドロー
- ↑失敗時のロスを考えると、あまり割の良い賭けとは言えない
対戦相手の盤面にユニットが沢山いる場合(タマゴに価値のある場合)
- 例えば相手の盤面 3/3/3 の「ブラッドレディ」が6体いるような場合
- こちらはどう考えても「タマゴ」で敵を全除去したい
- しかし対戦相手は「タマゴ」さえ発動させなければ盤面で押し切れるので、対戦相手は「タマゴ」をほぼ確実に選んでくる
- 「ニワトリ」を選べば「次のターンに対戦相手に3点ダメージ&2ドロー」できる勝算は高いが、盤面干渉しない 4/4/5 をだす事になる
- 2ドロー(通常ドローも含めれば3ドロー)して次のターンの巻き返しに賭ける事になる
- ↑全体除去などが豊富なデッキならば充分に巻き返せる可能性はある
- ↑アグロに対して同じ事が言えるかは不明
- ↑もともとこのカードはアグロ対策のカードではない
タマゴとニワトリの価値が拮抗している場合
- 出す側も出される側も一番迷うパターン
- 相手盤面に適度にユニットが居て、どちらの能力が発動してもそこそこ嬉しい場合
- 互いの選択が読めない以上、バニラ 4/4/5 となってしまう可能性も、 4/4/5 + 爆アド となる可能性もある
総括
- 状況に応じて(更に心理戦の結果に応じて)カードバリューの振れ幅が大きいため非常に評価が難解なカード
- スタッツは良いが、全体除去ともドローソースとしても役割が定まらない
- テンション系とも魔王系ともシナジーはないため、採用するとしたら「ヘルバオム」のような純粋なカードパワー期待で採用する事になる
- 「アグロピサロ」など積極的に攻めるデッキならば「敵リーダーに3点ダメージ」のバリューが高いため採用しやすい
- 「レックステリー」が暴れるようなアグロ環境の場合、対アグロ性能はイマイチなのが難点
- コントロール戦ならば2ドローは非常に大きな価値を持つ
- 下振れした場合、バニラ4/4/5 になるだけでなく「手を読まれた」という精神的なショックも大きい
- TCGのランクマにおいて不確定要素の強いカードはあまり採用されない傾向があるが、「下振れしても 4/4/5 ですよ」というあたり運営のプッシュを感じる1枚
闘技場での評価
- パワーカードなのでピックして損なし
- 下振れしても 4/4/5 は保証されているので、変に癖のあるレジェンドよりは確実に仕事をしてくれる
シナジー、コンボ
- 残念ながらシナジーは形成しにくい1枚
- 「他カードとシナジーを形成しにくい」というのが唯一の採用しにくい理由でもある
使われるデッキ
- アグロピサロ
- 他のピサロデッキにもパワーカードなので採用される事がある
パッチ修正
- アプデにより、登場時BGMがカジノBGMになった(とても和むのでオススメ)
セリフなど
- なし(吹き出しのみ)
記事更新履歴
2019/6/11 | ボイス変更の件を追加。記事更新 |
2019/5/17 | 記事掲載 |